私が最初に買ったヘルメットEXCEED(エクシード)について

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今回は、これからバイクに乗る人が初めて買うヘルメットについておすすめするべく、私自身が最初に買ったヘルメットの個人的に好きな点を書きたいと思います。

ヘルメットは、バイクに乗るときに必ず着用する必需品です。

事故時の頭部の怪我を防ぐだけではなく、飛来物(主に虫!)、風や騒音、日差しから目や耳や顔を守る効果もあります。

目次

最初のヘルメット購入は悩む

しかし、ヘルメットには様々な種類・機能・価格があります。
初めて買う人にとっては、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。

私も、バイク本体の購入でお財布事情が苦しい中、高額なヘルメットの購入で絶対に失敗したくないと思い、どのヘルメットを買うべきか長いこと悩みました。

自分なりに、時間をかけてリサーチをしてからOGKカブトの「EXCEED(エクシード)」を購入し、3年程度使用しました。結果として、全く後悔はありませんでした。

先輩ライダー

これからバイクに乗る!というあなたに自信を持っておすすめ

OGKカブト EXCEED(エクシード)をヘルメット選びの「基準点」にしよう

これから、私の個人的なおすすめポイントを書いていきます。

まず重要なことですが、EXCEEDシリーズは比較的安いです。

定価は3万円超ですが、楽天なら2万5千円前後から購入できます(さらにポイントもつく!)。
バイク初心者から見たらこれでも、少し高く感じるかもしれません。

しかし、「まともなヘルメット」の中では、初心者にとって手が届く価格帯なのです。

ホームセンターやドンキで数千円で投げ売りされているヘルメットを買って、後から買い替えるくらいなら、最初からEXCEEDぐらいの価格帯(2万円~3万円)の製品を選びましょう。

もし、EXCEEDよりも安くて、軽くて、高性能なヘルメットが見つかれば、そちらでもいいと思います。

価格重視しつつ、後悔しないヘルメットを探しているアナタは、
まずはEXCEEDの価格と性能を「基準点」にして比較検討してみて下さい。

ヘルメットの「軽さ」は安全性に直結する

EXCEEDシリーズは、ジェットヘルメットの中では、重量が約1.4kgと軽量です。

ヘルメットが重いと、バイクに乗ること自体が気楽ではなくなるので、だんだんバイクに乗らなくなってしまいます。

また、公道の運転中は思ったよりも首を動かします。
ヘルメットが軽いことは、「事故を起こさない」ための安全性にもつながります。

いろんなヘルメットを被り比べれば実感できますが、基本的には高いヘルメットほど、小型化・軽量化されています。

先輩ライダー

そりゃあ5万円超のAraiやSHOEIのヘルメットと比べれば重いですが、EXCEEDの価格で、インナーバイザーの機構が入って、なおこの軽さを実現しているのは「コストパフォーマンスが良い」と言えます。

メガネがつけやすい

EXCEEDシリーズは、メガネがつけやすいです。

インナーパッドにメガネ用の「溝」があるのは、眼鏡をかけている人には最重要ポイントです。
1万円を下回る激安ヘルメットで、メガネに配慮された製品は見たことがありません。

メガネを普段使いしていて、はじめてバイクのヘルメットを買う人は、そのヘルメットが「眼鏡をかけることを考慮しているか?」は絶対に確認しましょう!!

インナーバイザーがついている

EXCEEDシリーズは、インナーバイザーがあります。インナーバイザーとは、シールドの内側にあるサングラスのようなもので、運転中でも簡単なレバー操作で出したり、収納したりできます。

これは、日差しや対向車のライトなどの眩しさから目を守ることができます。

別に裸眼でもいいんじゃない?と思うあなた。
サングラスもインナーバイザーもしていない状態で、強烈な西日を受けたとき、一切何も見えなくなります。
誇張抜きで、「目をつぶったまま時速40kmで走行する」のと同じです。
瞬間的に、対向車もセンターラインも、道路がカーブしているのかも、わからなくなります。
でも、西日が眩しいからといって、その場で急に止まったら後続車に追突されます。
道路というのは直進している時間が長いので、西日に向かって直進している状態になると、逃げることもできず、目をそらすこともできず、とても危険です。

おしゃれなあなたは、
運転中には「サングラス」をかけるからインナーバイザーはいらない!と思うかもしれません。
(バイクに乗り始める前は、実は私もそう思っていました)
確かにサングラスで運転している姿は、カッコいいですよね。
オフロード風なら、ゴーグルなんかも捨てがたい。

でも、サングラスやゴーグルは、初心者にはお勧めしません。絶対にやめましょう。
走行中の着脱ができないからです。

日差しが眩しくなったときに、そのタイミングでサングラスを取り出すのでは遅すぎます。


しかし、サングラスをつけたまま日が暮れて、夕方になってくると、黒い服を着た歩行者は、ほぼ見えないです。
そこで外したくなっても交通状況によっては、しばらくつけたまま走ることになります。

日中であっても、トンネルや高架下に入った時にサングラスをつけたままだと、電灯の位置以外は全く分からなくなります。

バイク系YouTuberが顔出ししないためによくつけている「ミラーシールド」や「スモークシールド」は、夜間やトンネル内の走行が大変危険です。
飛び出してくる歩行者にも全く気づけなくなるので、これも初心者にはお勧めしません。

初めてのヘルメットは、絶対に「クリアシールドの製品で、かつインナーバイザー内蔵」のヘルメットから選びましょう。

カッコつけるのは、公道の運転に慣れてからでも遅くないです。

インカムが取り付けしやすい設計

EXCEEDシリーズは、インカムがつけやすいです。

インカムとは、無線で音声通話や音楽再生などができる装置で、仲間と連絡したり、音楽やカーナビの音声案内を聞くことができます。

EXCEEDシリーズでは、インカムを考慮して設計されているので、取り付けや配線がしやすくなっています。

あまりお勧めしませんが、「イヤホンを耳にねじ込んだままヘルメットをかぶるから、インカムは要らないよ!」という人もいるかと思います。
そういった場合も、インカム取り付けに配慮されたヘルメットは耳周りの空間に余裕がある設計なので、耳が痛くなりにくいです。

ピンロックが取り付けられる

「ピンロック」とは、ヘルメットのシールドに取り付けることで、「曇らなくする」アイテムです。イメージとしては、窓の「2重ガラス」に近いです。これを使うと、誇張ではなく「全く」曇らなくなります。

全てのヘルメットに標準装備してほしいくらいの必需品ですが、ピンロックシートを固定するための「ピン(突起)」が搭載されたヘルメットじゃないと、取りつけることができません。

そして、安いヘルメットのほとんどはピンロックに対応していません。

ヘルメット初心者は「ピンロック」の存在も知らないし、冬場にヘルメットの「曇り」がどれほど深刻なトラブルかも知らないので、ピンロック対応ではないヘルメットを選びがちです。

先輩ライダー

寒い季節にバイクに乗る可能性があるなら、
絶対に、絶対に、絶対に「ピンロック対応」と書かれているヘルメットを選んで!!!!!

ヘルメットが「全く曇らなくなる」ことが、どれほど快適で、安全で、重要か。
言葉で伝えるのは難しいですが、この記事を読んでいるあなたは、どうか、ピンロック対応のヘルメットを買ってください。

そして、そのヘルメットが対応している「ピンロックシート」も、ヘルメットと一緒に購入してください。

エクシードに使えるピンロックシートはこちらです。

補足 風切り音について

エクシードに限らず、全てのヘルメットのレビューによく書かれている
「風切り音がうるさい。」という意見ですが、初心者の方は気にする必要がないと思います。

たしかに、5万円以上の高級なヘルメットは遮音性が高く、風切り音が軽減されます。
一度そういうヘルメットを被ると、安いヘルメットの風切り音が、すごく気になってしまう人もいるようです。

しかし、風切り音が初心者ライダーのあなたのツーリングの楽しさを脅かすことはありません。

風切り音ばかりを気にして、ヘルメットをすぐに何度も買い替えるような、お金持ちのおじさんたちの意見を真に受ける必要はありません。

少なくとも、エクシードをかぶっていて風切り音は聞こえますが、それで悩んだことは一度もありません。
スピードを上げると「ヒュー!」という音が大きくなるのは自然なことだと思います。

先輩ライダー

将来的に、気になったら、高級ヘルメットを試してみよう!

まとめ

あなたが、お気に入りのヘルメットに出会えることを祈っています!

先輩ライダー

ご安全に!!

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この記事を書いた人

大橋サメのアバター 大橋サメ 休暇ライダー

新しいことを始めようとするのがスキ。
根がケチなので、コスパを気にしすぎて買い物に時間がかかる。
バイク歴は5年目。YAMAHA Dragstar250。
キャンプ歴は4年目。基本的に冬しか行かない。

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