iCloudに大容量のプランが登場した
iPhone15シリーズの発売に先立って、2023/9/13に、Appleは有料のストレージサービス「iCloud+」に2つのプランを追加した。
6TB(月額3900円)、そして12TB(月額7900円)プランだ。
もともとiCloudは、無料で5GBのストレージが利用できる。
そして、今回の追加で有料のiCloud+は、
- 50GB(月額130円)
- 200GB(月額400円)
- 2TB(月額1,300円)
- 6TB(月額3,900円)
- 12TB(月額7,900円)
というラインナップになったわけだ。
バカ高い。と思う人も多いと思う。
しかし、iPhone、Mac、iPadなど、 Apple製品を複数持っている人は、iCloudの便利さに変えられるストレージサービスはなかなか無い。
2TBでは足りていなかった人たちには超朗報だろう。
とはいえ12TBは、価格設定を見るに、本当に仕事で大量のデータを使っているプロフェッショナル向けのプランだろう。さすがに個人の趣味では維持できない。
私は、バカ高い!!!と思った側の人間だ。
月額で7,900円なんて、年間で94,800円の固定費だ。
クラウドストレージなんて、途中で使うのをやめる人はほとんどいないだろう。
この金額を、ず~っと払い続けるなんて無理だ。
私は、買い切りのストレージを10TB買った
そもそも、iPhoneもMacも、内臓ストレージのアップで値段が跳ね上がり過ぎだ。
私はストレージの容量選択で悩み続けることに嫌気がさして、
ちょうど昨年、10TB の「買い切り」タイプのストレージサービスを契約した。
スイスで生まれた、PCloudというオンラインストレージだ。
買い切り。つまり、iCloudや、dropboxのようなサブスクと違い、最初に支払いを済ませればずっと使える。
「買い切りタイプ」としては、PCloudはパイオニア的存在であり、知名度はトップレベルだと思う。
私のような、固定費を削減したいケチな奴には、大変魅力的だ。
こんなに魅力的なサービスが、今のところ日本であまり知られていない。
(少なくとも私の身近で使っている人は、見たことが無い。)
理由は、これまで日本語に対応していなかったからだろう。
だが実はこのサービス、つい最近やっと、完全に日本語対応した。
サービスとして10年の運営実績があるが、これまで日本語に対応していなかったのは、それなりの手間とコストが掛かるからだろう。
「日本語に対応しよう」という心意気がとても嬉しい。
機能としても、定期的なアップデートがあり、どんどん使いやすくなっている印象だ。
おおよその価格だが、個人利用のライフタイム(=買い切り)プランは
- 2TB 約 39,000円 (279 USD)
- 10TB 約 125,000円 (890 USD)
となっている。これは、不定期でやっているセールの価格だ。
この金額を最初に払ってしまえば、自分の命が尽きるか、Pcloudが倒産するまでは使い続けられる。
(10年間、成長を続けているサービスなので、今後数年で突然倒産することはないだろう・・・。しないよね?)
一応、500GBのプランもあるが、一生使うつもりで買うなら絶対に2TBがおすすめだ。それでも足りないなら、10TBにしよう。
10TBプランは、2年前くらいに登場した。それまでは、2TBを複数購入しているユーザーもいたので、とてもお買い得だ。
「おおよその価格」としているのは、実際の販売価格はドル(USD)だからだ。

ドルの預金口座なんて持ってないよ!!
・・・なんて心配せずとも、日本のクレジットカードと日本の銀行口座を持っていれば、日本円で決済ができる。
(同時に手数料も少しとられる。独力で外貨での買い物は面倒なので手数料で「時間と手間」を買っていると考える)



面倒なことは、クレジットカード会社がやってくれるから、
普通にクレカ決済で購入して問題ない。
ただし、クレカ決済した時点のレートによって、価格が少々変わる。
いや、少々は嘘だ。数千円変わることもある。
1円でも安く買いたい気持ちはよくわかる。
今は円安(海外から見て、円の価値が下がっている状態)だから、ドルの買い物は損だと考える人も多いだろう。
でも、ドルレートとにらめっこしている時間がもったいない。
円安が終わる日がいつ来るかなんて誰にも分らない。
(わかるならFXで稼げるからサラリーマンやってる場合じゃねぇ)
ならば、Pcloudのセールのタイミングで、思い切って購入するのをおすすめしたい。
初期投資のみで、維持費(ランニングコスト)がかからない買い物は、「早く買う」方がその分だけお得!!!
時間は帰ってこない!!!
そうやって自分を鼓舞して、買いました。
iCloud の2TB を、2年 6ヶ月使う費用で
一生使える Pcloudを 2TB 買える。
iCloud の12TB を、1年 4ヶ月使う費用で
一生使える Pcloudを 10TB 買える。
10TBものオンラインストレージがあると、iPhone16を買うときも、その次のiPhone17を買うときも、
ずっと一番小さいストレージでイケる。
私は、iPhoneは基本的に、 PROMAX 256GB を買う。
「念のため、1段階大きいストレージを買う」という考えを捨てて、一番安い製品を自信をもって選べるのも、バカでかいオンラインストレージを保有する強みだ。256GBは、512GBと比べて30,000円くらい安い。この30,000円が節約できるという事実が、一見高額なP Cloudを買う勇気になる。
そして、過去に2TBのプランは値上げがあった。
完全に私の憶測だが、新しく登場した10TBのプランも、そのうち値上げされると思う。
なんなら、2TBのプランも再び値上げになる気がする。
まあ憶測です。杞憂かも。。
■Pcloud通常価格
2TB 399 USD
10TB 1,190 USD
注意していただきたいのが、
PCloudのページに行くと、「1,140 USDから65%off 」とか、「6,000 USD から80%off 」とか書いてありますが、これはマジで一年中やっています。
全く特別な価格ではないので、上記が通常価格と考えよう。
年に何回か、それよりさらに安くなるタイミングこそが本当の意味での「セール価格」です。
急いでない限りは、絶対に下記のセール価格を狙って買おう。
セールのタイミングは、ブラックフライデーセール・スプリングセール・七夕セール などいろいろあります。
ただし、自分の狙っているプランがセールになっているかは、その時にならないとわかりません。
「個人プラン」を狙っているのに、意外と「ファミリープラン」だけのセールとかが多かったりします。
チャンスがあったら、逃さないようにしないと、同じセールがもう一度来るまで、1年以上待つ羽目になるぞ・・・!
■Pcloudセール価格 ※()内はざっくり試算の参考です。
2TB 279 USD (通常価格よりも約16,800円引)
10TB 890 USD (通常価格よりも約42,000円引)
※「個人プラン」がこのセール価格になるのは、年に数回のチャンス



